市長表敬訪問

朗読奉仕者 河端幸枝さんが、2017年秋の褒章・緑綬褒章を受章され、平成29年12月1日、市長へ報告を行いました。

河端さんは、1975年に音訳ボランティアグループ「新居浜市声の図書室 やまびこ」を立ち上げ、以降現在に至るまで42年間会長を務められ、視覚障がい者のため、市政だよりや本を音読してカセットやCDへ録対面音訳など情報ボランティアに携わってこられました。

原文をありのまま読み、写真やイラストを細かく描写することを心掛けており、「声の白杖(はくじょう)」になりたいと、視覚障がい者の方と交流をしながら活動を行っておられます。音訳活動は、週に2~3日の頻度でボランティアセンターへ出向き、1日の活動は、4~5時間にも及ぶそうです。

やまびこ自主作成による「テープマガジンやまびこ」は、主に会員の旅行記や季節の話題を録音しており、リスナーに大変人気があるそうです。その中でも、河端さんは「クラッシックの解説」を継続して録音しており、とても好評を得ているようです。

また、ボーイスカウト愛媛県連の理事や外国人に対する日本語指導やホームステイ受け入れ先として自宅を開放するなど、多岐にわたりボランティア活動に貢献されています。これらの社会奉仕活動が評価され、今回、緑綬褒章を受章されることとなりました。

河端さん、本当におめでとうございました。さらなるご活躍をご期待しております。

 

「つむぐ つなぐ」インタビューにも河端さんの「音訳活動」について詳しく掲載されています。

ぜひ、ご覧下さい。