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音響式信号機・点字ブロック

音響式信号機とは、信号機が青になったことを音で知らせてくれる装置がついている信号機のことです。視覚障がい者が横断歩道を安心して横断するには、音響式信号機はとても大切なものです。「とおりゃんせ」のようなメロディが流れるものや「ピヨピヨ」「カッコウ」等の鳥の鳴き声が流れるものがあります。新居浜市では新居浜市役所前の交差点に音響式信号機があります。

点字ブロックは、正式名称を「視覚障害者誘導用ブロック」といい、視覚障がい者が足の裏の触感覚で認識できるような突起を表面につけたもので、地面や床面に敷設されているブロックのことです。

点字ブロックには2種類あり、「誘導ブロック」という進行方向を示すブロックは、線が並んだ形状をしています。「警告ブロック」は、危険箇所や誘導対象施設等の位置を示すブロックで、点が並んでいる形状をしています。階段前や横断歩道前、誘導ブロックが交差する分岐点、案内板の前、障害物の前、駅のホーム端等に設置されています。

残念ながら一般の方の中には点字ブロックについて理解のない方もおられ、点字ブロックの上に平気で駐車・駐輪しているようなケースも見られます。そんな時には視覚障がい者がぶつかったり、自転車を倒したり、白杖を折ってしまったりといったトラブルが発生してしまいます。こういった障がいのある方などへの無関心・偏見やバリアフリーに対する認識不足を意識のバリアまたは心のバリアと呼び、心のバリアフリーを目指す啓発活動も行われています。