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市役所1階の改修
市民の皆さんに快適にご利用いただける窓口を目指して、平成27年9月に、市役所の庁舎1階フロアの配置を見直すなど、全面リニューアルが行われました。
目的地がすぐ分かるようなサインや案内表示の変更や、総合案内窓口の配置を2箇所に造設、授乳室やキッズコーナーの設置等、様々な改修を行っていますが、ここではバリアフリーの観点からご紹介します。
エレベータの改修
1階の改修のあわせて3つあるエレベータのうち、今までは鏡や手すり付のエレベータは1つでしたが、今回全てのエレベータを同様に改修しています。エレベータに入ると背面の壁に鏡が設置されていますが、鏡は、身だしなみの確認のためにも便利ですが、車いす使用者がエレベータを下りる時にバックミラーとして使うために設置されています。後ろ向きに進む時に、人がいないか確認するためです。
エレベータの側面には手すりがあり、低い高さにボタンの操作盤が設置されており、車いす使用者が操作しやすい高さになっています。
また、エレベータのボタンは、数字や開閉記号が浮き出し文字になっており、視覚障がい者にもどれがどのボタンかわかるようになっています。また、ボタンの上には点字が付けられており、点字を確認してボタンを押すこともできます。
更に、今回、到着階等を音声ナレーションでお知らせする機能もつきました。視覚障がい者は、エレベータが何階に到着した表示を確認することができません。到着した時のチャイム音や、「上へまいります」「扉がしまります」など、必要な情報を音声ナレーションが知らせてくれます。
車いす対応カウンターへ
また、カウンターにはプライバシー保護のため、仕切りが設置されました。
屋根付きスロープ
市庁舎の北玄関及び東入口に車いすや足の不自由な方のためのスロープが設置されていましたが、今回、スロープの上に屋根を設置しました。車いすや足の不自由な方は雨の日に傘をさすことが難しいため、大変便利になったと好評です。